《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛13
(それだけか?)
(只是这样吗?)
ほかに、何があるというのだろう。
他想,好像另外,还有什么吧。
(それだけなら、アウローラを連れていかないでくれ)
(只是因为这个的话,那你还是不要带奥萝拉走了。)
「でも、だったらきみは、彼女があの男の妻になってもいいのか?きみをそんな目にあわせた男だろう?」
「可是,你认为她可以成为那个男人的妻子吗?难道你看着他会觉得顺眼吗?」
猫は、悩んだようにうなだれた。
灰猫烦恼地垂下头来。
(おれにはわからない。あんたとケネスと、どちらがよりアウローラを苦しめることになるのか)
(我真不知道你和科纳斯,到底哪一个更折磨奥萝拉。)
苦しめる?自分がアウローラを?
我?折磨奥萝拉?
それこそフレデリックにはわからなかった。
弗雷德里克完全不明白。
たしかに、島を連れ出せば彼女は後戻りできないのだろう。それでもし、恋人に受け入れられなかったら、つらい思いをすることになる。けれどもそれは、フレデリックが彼女を苦しめるということではない。
既然答应了要带她出去就不可以反悔吧。虽说万一奥萝拉没有被恋人接受就会陷入困境。但是那并不等同于弗雷德里克在折磨她。
(なあ先生、すべてはあんたしだいなんだ)
(反正啦教授,你还是拒绝了的好。)
そう言って猫は消えた。
话音刚落,灰猫就消失了。
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