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《伯爵与妖精》卷十二第三章学者与妖精-世界尽头之岛13

时间:2013-03-21 13:20:24  来源:可可日语  作者:ookami

「ニコは、きっと元気になるって。それまでここであずかってもらうことになったわ」

「尼可会好起来的。他得在这里待一阵。」

「そう、よかった」

「是吗,那很好。」

さっきまで見ていた夢のことが、ちらりと頭に浮かんだ。

刚才梦中的情景又浮现在脑海里。

何が、フレデリックしだいなのだろう。

为什么尼可不同意弗雷德里克的做法呢。

アウローラはそっとベールを取った。衣擦(きぬず)れの音が、なぜかなまめかしく感じた。

奥萝拉悄悄取下头纱。衣料磨擦的声音不知为何使人产生绮丽的遐想。

「あたし、とても驚いたの。あなたがこれを、母からあずかったと言ったとき」

「听说母亲托你给我带来这个的时候,我真的非常吃惊。」

「よくわからないけど、母親ってそういうものなんじゃないかな。きみが家を出ても、望む人と結ばれる幸せを願ってる」

「我也不太明白,不过,作母亲的不都是那样的吗。就算你离家出走,她也会衷心期望你得到幸福吧。」

「ええ、母にとって、本当の娘ならそういう存在なんだと思う。でもあたしは違うの。本当の娘じゃない。父も母も、氏族(クラン)の役目に従ってあたしを育てて、その代わりに自分たちの子供を手放したわ」

「母亲对自己真正的孩子当然会那样的。可是我不同。我不是她的亲生女儿。父母只不过是遵从族规才养育我,而且还是以自己的孩子被夺走作为代价。」

驚きながら、フレデリックはアウローラを見た。

弗雷德里克惊恐地看着奥萝拉。

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