《伯爵与妖精》卷九第二章想念的人是谁3
先客にはかまわず、エドガーは椅子に歩み寄り、ニコをつまみあげてどけた。
爱德格对这位先到的客人毫不客气,走近椅子,把尼可抱起来扔到一边。
「おいっ、何しやがるんだよ!」
「喂,你干什么啊!」
「僕の席だ」
「这是我的座位。」
そこに座り、届いたばかりの手紙を開ける。
他坐在椅子上,打开了刚收到的信。
"調査中の人物について、報告すべきことはまだございません"
“关于调查中的人物,还没有要报告的事”?
雇った探偵も役立たずばかりだ。二日おきに報告をよこすよう依頼してあるが、プリンスが入国したたしかな証拠も、英国のどこを拠点にしているのかも、手がかりさえつかめない。
雇佣的侦探也不过是个废物。虽然要求他每隔两天寄来报告,不过王子入境的确凿证据也好,在英国的据点的位置也好,完全找不到线索。
ため息をついて、手紙を投げ出す。
他叹了口气,把信扔掉了。
それは、エドガーの足元で文句を言い続けていたニコの顔を覆う。
那封信正好掉在爱德格脚下喋喋不休的尼可脸上。
むしり取って踏みつけたニコは、怒りにまかせてエドガーの足を蹴(け)った。
被踩住的尼可奋力挣脱,愤怒地踢向爱德格的脚。
ふとエドガーは手をのばし、またニコをつかみあげる。
爱德格突然伸出手,再次抓住了尼可。
「わっ、冗談だってばよ。いや、蹴ったわけじゃない、ちょっと当たっただけなんだ。お、怒るなって」
「哇,我开玩笑的啦。不对,我不是踢你啦,只是不小心碰到了。喂,别生气。」
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