《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字2
エドガーが、以前とは違うことも知っているのだから、深刻になるのも当然だ。
因为他知道爱德格和以前不一样了,这么严肃也是理所当然的。
ケルピーにとっては、エドガーはますますリディアをまかせるに値(あたい)しない人間になってしまったはずなのに、あのときプリンスの部下に見送られて広間を出てきたエドガーに言ったのはひとことだけだった。
对格鲁比来说,爱德格应该是莉迪亚越来越无法托付的人,可在那时候,他对被王子的部下目送着离开大厅的爱德格只说了一句。
『リディアを裏切るなよ』
“不要背叛莉迪亚。”
いったい何が、彼女を裏切ることになるのだろう。エドガーは考え続けている。
到底什么才是背叛她呢。爱德格一直在思考着。
グラディスと同じ人柱として、死なせてしまうことだろうか。それとも助け出して、降りかかる厄災(やくさい)からロンドンを見捨てることだろうか。
是眼看她像葛拉蒂丝一样成为牺牲者死去吗?还是救出她,弃即将大难临头的伦敦于不顾呢?
「返事しだいでは、入り口を教えないつもり?」
“快点告诉我,入口在哪里?”
にらむようにエドガーをじっと見ていたケルピーは、ふと脱力したように目を伏(ふ)せた。
目不转睛的盯着爱德格的格鲁比,突然无力似的垂下眼睛。
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