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《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字4

时间:2012-12-12 13:37:04  来源:可可日语  作者:ookami

「リディア、水だ!」

“莉迪亚,水!”

狭(せま)い通路いっぱいに、水が押し寄せてくるのがちらりと見えた。

他们看见水流涌入了狭窄的通道。

急いで駆(か)け出すが、道は下り坂だ。水は勢いを増してこちらへ向かってくる。

要赶快跑出去,可眼前的道路是个向下的斜坡。不断增加的水势一鼓作气冲向他们。

満ち潮で流れ込んだ水が、上方でせき止められていたのか。今どこかが崩れたせいで、一気に流れ出したようだ。

可能满潮时流入的水都积聚在上方。因为现在什么地方崩塌了,就一口气流了出来。

こんなの、逃げ切れるわけがない。

这样下去不可能逃得掉。

そう思ったとき、声がした。

正在那样想的时候,头顶传来了一个声音。

「リディア、こっちだ!」

“莉迪亚,这边!”

上の方の横穴から、エドガーが身を乗り出していた。

爱德格从上方的横洞中探出身体。

うそ……。

怎么会……。

「エドガー?」

“爱德格?”

幻覚?それとも罠(わな)?信じられないながらも駆け寄り、さしのべられた手をつかもうとリディアは必死に腕をのばす。

幻觉?还是陷阱?虽然难以置信,但莉迪亚依然跑了过去,为了抓住他伸出的手,拼命地伸长手臂。

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