《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字4
「ほかにどんな理由があるっていうの?」
“还有其他的理由吗?”
「あたしを、人柱にするつもりでしょ?」
“你打算把我作为牺牲者吗?”
「えっ?」
“啊?”
「お願い、エドガー、あたしにうそをつかないで……」
“拜托,爱德格,不要对我说谎……。”
「リディア、うそなんかついてない」
“莉迪亚,我没有说谎。”
「前も、そうだった。やさしく好意的なふりをして、なのにあたしを罠にはめようとしたわ」
“以前你也是那样。假装对我好,只是想让我上你的当。”
「……じゃ、もしかしてこれも、僕がだまして利用したとか思ったの?」
“……那么,你仍然认为我欺骗利用了你?”
リディアが素直に頷(うなず)くと、エドガーはさすがに心外だという顔をした。
莉迪亚坦率地点点头,爱德格露出意外的表情。
「ああ、以前の僕はそんなに信用がなかったのか」
“啊,以前的我那么没信用吗?”
心底ショックを受けたように、悩(なや)みながら、金色の髪をかきあげる。
他像是受到打击一样,烦恼地搔着金色的头发。
「そうだね……、たしかに出会ったときの印象は最悪だったかもしれない。けど、あれから僕はきみに信用してもらえるよう、まじめな男になるようつとめてきたんだよ」
“是那样……我们初次相遇的时候,我给你的印象的确可能是最坏的。但是,那以后我为了能让你信任我,为了成为认真的好男人而一直努力着。”
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