《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字4
「そ、そうなの?」
“是,是那样吗?”
どうだかね、とニコが小さくつぶやく。
怎么可能,尼可小声嘟哝着。
「だからリディア、もう泣かないで。こんなに泣かせるほど、きみを怖がらせたならあやまるから。僕はきみを守るために来たんだ。本当だよ」
“所以,莉迪亚,不要哭了。抱歉,让你哭成那样,害怕成那样。我是为了保护你而来的。真的。”
リディアは涙を止めようと目をこする。なのにまだ、勝手に涙があふれてくる。
莉迪亚为了止住眼泪擦拭着眼睛。然而眼泪又任性地充满了眼眶。
「僕が言っても信用できない……よね」
“我说的话这么不值得信赖吗……”
「……違うの、そういうわけじゃ、ない、みたい」
“……不是的,怎么说呢,好像也不是这样啦。”
だますつもりだったなら、彼はここへ現れるはずがないのだ。それにエドガーは、本気でリディアを心配し、再会できたことをよろこんでくれている。そう感じているのに、どうして泣いているのか、自分でもよくわからない。
如果打算欺骗她的话,他不可能出现在这里。而且爱德格打心眼里担心着莉迪亚,为了能够再会而高兴着。自己明明感到是那样的,却不明白为什么会哭。
こんな顔を見られたくなくて、顔を背(そむ)けようとするリディアだが、彼は容易に上を向かせ、指で涙を拭(ぬぐ)う。
不能让他看到自己这个样子,莉迪亚正打算背过脸去。他却轻轻把她的脸抬了起来,伸出手指替她拭去眼泪。
そしてリディアは、彼の熱いまなざしやまつげにかかる金色の髪や、見とれてしまいそうな造作(ぞうさく)を目にすると、また涙が止まらなくなるのだ。
莉迪亚看着他那热切的目光和落在睫毛上的金发,几乎快要入迷了。不由得止住了眼泪。
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