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《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字4

时间:2012-12-12 13:37:04  来源:可可日语  作者:ookami

「妖精界と人間界の狭間(はざま)で、あんたに何ができるっていうんだよ」

“在人类世界和妖精界的夹缝里,你又能做什么。”

ニコのぼやきは無視して、エドガーはリディアの髪を撫(な)でる。

爱德格无视尼可的嘟囔,抚摸着莉迪亚的头发。

長い指が髪の奥へ滑(すべ)り込み、やさしくいつくしむように触れられていると、急にリディアは胸の奥が熱くなって、視界が潤(うる)むのを感じていた。

细长的手指滑入发丝里,温柔怜惜的触摸着,莉迪亚忽然感到胸口发热,视线模糊了起来。

あたたかい滴(しずく)が、頬(ほお)を伝(つた)う。

温暖的水滴沿着脸颊流了下来。

なぜ泣いているんだろう。

为什么我在哭?

ひっぱたいてやるつもりだったのに、手をあげる気さえ起こらない。

原本要狠狠打他一顿的,但现在连举起手的心情都没有了。

まだ不安でいっぱいの、気を許してはいけないとか泣いている場合ではないとかいう気持ちとはうらはらに、涙は別のところからあふれてくる。

虽然还充满了不安,但现在可不是疏忽大意哭鼻子的时候,可是眼泪却事与愿违地溢了出来。

「……どうして、ここにいるの?」

“……你为什么,在这里?”

混乱しながらも、リディアは言葉をもらした。

莉迪亚语无伦次地问。

「きみを助けに来たんだ」

“我来救你。”

「うそよ……」

“骗人……”

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