《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字4
つかんだ。が、すぐ背後にせまった水が視界に入る。思わず目をつぶる。
抓住了!但是从背后逼近的水已经迫近眼前,她不由的闭上眼睛。
ぐいと引き上げられるのを感じながら、リディアは、水が石を巻き込みながら流れていく轟音(ごうおん)を足元に聞いていた。
莉迪亚感到自己被用力提了上去,水流卷着石头由脚下轰鸣而过。
乾いた床に座り込み、ようやく目を開ける。灰紫(アッシュモーヴ)の瞳が、間近に彼女を見おろしている。
她坐在干地上,好不容易睁开眼睛。灰紫色的瞳孔就在眼前俯视着她。
「よかった、間に合ったね」
“太好了,总算还来得及。”
やさしげな口調(くちょう)もあまい声も、間違いなくエドガーだった。
优雅的语调,甜蜜的声音,是爱德格没错。
「あーあ、びしょ濡れだよ」
“啊,湿透了!”
リディアの足につかまって、ニコも引き上げられたようだが、水をかぶったらしく、体を震(ふる)わせて水をはね飛ばす。
捉住莉迪亚脚的尼可,也被一起提了起来,不过他已经被淋湿了,正抖动着身体甩掉水。
リディアはまだ、目の前のエドガーが現実かどうかわからずに、じっと見ていた。
莉迪亚还不敢确定眼前的爱德格是不是真实的,一动不动的看着他。
「会いたかったよ、リディア」
“我好想见你,莉迪亚。”
当然のように彼は、リディアを抱きしめた。
他想当然似的抱住了莉迪亚。
「僕が来たからには、もう何も心配いらない。すぐにここから出られるからね」
“我来了,所以什么都不用担心。我们马上能从这里出去。”
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