《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字7
「何で、おまえだけなんだ?」
“怎么只有你一个?”
ケルピーは、たてがみの先にくっついたまま石組みの隙間(すきま)から釣り上げられた猫を見て、思いっきり眉をひそめた。
格鲁比看着被黏在鬃毛上从石缝中钓上的猫,若有所思地皱着眉头。
「ふう、やっと外へ出られたよ」
“哼啊……终于出来了。”
「てめーっ、リディアはどうした!おまえにたてがみを貸してやったんじゃねえぞ!」
“喂,莉迪亚怎么了?把你的爪子从我的鬃毛上拿开。”
ケルピーににらまれ、ニコはあわててたてがみから手を離すと、近くにいたレイヴンの足元にさっと隠れた。
尼可被格鲁比盯着,慌忙松开了抓着鬃毛的手,唰地躲到站在旁边的雷文脚下。
「んなこと言ったってしかたないだろ。リディアが手を離したんだからさ」
“我也没办法啊,怎么说都是莉迪亚自己松开手的。”
レイヴンを盾にしたニコは、強気に言って舌を出す。
拿雷文做挡箭牌的尼可,说完吐着舌头。
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