《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字11
避けようとしたものの、剣は彼の肩をかすめて切り裂(さ)き、床石のあいだに突き刺(さ)さった。
虽然爱德格打算避开,但剑掠过时还是把肩头割伤了。宝剑钉入地上的石块间。
肩に血のにじむエドガーを眺(なが)め、銀の妖精はつぶやく。
银色妖精看着肩上渗血的爱德格喃喃的说。
「あの|悪しき妖精(アンシーリーコート)どもと、契約(けいやく)を結んだ血だ」
“是那个与邪恶妖精缔结了契约的血。”
何のこと?
什么?
リディアには意味がわからない。ただエドガーは、痛みをこらえるように眉根(まゆね)を寄せた。
莉迪亚不明白他的意思。只看见爱德格为了忍耐痛苦皱紧了眉头。
「ならば私は、なおさらあなたを葬(ほうむ)らねばならない」
“那么我更加需要把你埋葬。”
落ちた剣は拾うには遠く、エドガーに逃げ場はない。
要捡起落在远处的剑,爱德格并没有躲避的地方。
どうしよう。リディアはあせる。
怎么办,莉迪亚焦急地想着。
あの妖精を止めなければ。それはフェアリードクターとしての、自分の役目だ。強く思うと同時に、あの妖精がリディアに何を求めたのかを、必死になって考えていた。
必须制止那个妖精。那是自己作为妖精博士的责任。莉迪亚拼命思考着,那个妖精在强烈地向她要求着什么。
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