《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约8
振り返ると、ひとり礼拝堂へ入ってきた男性は、カールトン教授だった。
他回过头来,一个男人步入教堂,是克鲁顿教授。
相変わらずのぼさぼさ頭も、ずり落ちかけたまるい眼鏡(めがね)も気にせず、彼はエドガーを見て相好(そうごう)を崩(くず)した。
教授依然是乱蓬蓬的头发,也不在意滑落的圆形眼镜,他打量着爱德格那几近崩溃的面孔。
「ああ、やはり伯爵でしたね。戸口から、あなたの金髪が目についたもので」
“啊,真的,是伯爵。从门口就发现你那显眼的金发了。”
「教授、ケンブリッジから戻られたのですか?」
“教授,您从剑桥回来了吗?”
「ええ、今日は少しロンドン大学に用がありまして。それでお宅へ寄らせていただいたんですが……」
“是啊,今天伦敦大学稍微有点事。因此顺便去了你家……”
どうにか笑顔を作って、エドガーはベンチから立ち上がった。
爱德格总算作出笑容,从长凳上站起身来。
「ではリディアさんには会われましたか?ああそうだ、事後報告になってもうしわけありません。彼女はスコットランドにいると先日もうしあげましたが、いろいろあってこちらへ戻ってきたものの、妖精とかかわったせいで体力を消耗(しょうもう)したらしく眠っています。健康に問題はないとのことですのでご安心ください」
“那么您见过莉迪亚了吗?对不起,发生那样的事后没有向您报告。前几天她还在苏格兰,因为种种原因返回了这边,不过她由于妖精的关系消耗了大量的体力,现在正在睡觉。听说健康没有问题,所以请您安心。”
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