《伯爵与妖精》卷十一第三章消失的REGARD8
「おれは猫じゃない。妖精だ」
「我不是猫,我是妖精。」
「ふうん、しゃべるのね。それに、立って歩くなんてなかなか生意気(なまいき)じゃない」
「嗯~~会说话呀,而且用双脚走路的样子看起来真了不起呢。」
くしゃっと頭を撫でられたニコだが、飄々(ひょうひょう)とした彼女の態度に、怒る気は失せたようだった。
她胡乱地摸了摸尼可的头,尼可面对她飘飘然的态度,似乎也失去了怒意。
「この庭師のおばさん、妖精の薔薇園に自分から住みたがるだけあるな」
「这位担任园丁的太太,是自愿住在妖精蔷薇园的喔。」
「とにかく入って、雨が降るわ」
「总之先进来吧,快下雨了。」
招き入れられ、しばらくすると、彼女の言うとおりに窓の外に細かな雨が降り始めた。
莉迪雅在她的邀请之下进入屋内,窗子过了一会儿果然如她所说下起了小雨。
椅子に腰掛けたニコは、しきりに毛並みを直している。ヴァージニアがローズティーを入れるのを眺めながら、リディアはあまりゆっくりしてもいられないと、話を切り出すことにした。
坐在椅子上的尼可不停地整理毛发,莉迪雅则是边看着维吉妮亚倒蔷薇茶,边思考自己不能太悠哉,因此决定切入正题。
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