《伯爵与妖精》卷十一第三章消失的REGARD8
「じつは、あたしデーン族に訊(き)きたいことがあるんです。それで、あなたならデーン族と何度か接していて、知り合いといえるような妖精もいるんじゃないかと思って」
「其实……我有事想请教达恩族,想到你曾与他们多次接触,不知道您有没有结识比较接近朋友的妖精?」
少し悩んだ様子で、ヴァージニアは首を傾(かし)げた。
维吉妮亚露出些许烦恼的模样歪着头说:
「わたしは、そんなに親しいとはいえないわ。薔薇を咲かせる技術は気に入られてると思うけど、いつも彼らは、声がするだけで姿を見せてくれたことはないの」
「我与他们并没有很亲切耶。妖精或许很中意我能让蔷薇开花的技术,不过他们平常总是只传来声音,没有现身呢。」
「じゃあ、呼びかけたりすることはできないんですか?」
「没办法主动呼唤他们吗?」
「呼びかけて、応(こた)えてくれることもあればくれないこともある。でも、今日は少し様子がおかしかったわね。今朝(けさ)、新しい薔薇が咲いたのに、何も言ってくれないし、まだ薔薇園から出られないのよ」
「主动呼唤的话,他们有时会回应,有时则不会。可是今天的妖况似乎有点奇怪,早上开了新的蔷薇,他们却什么都没有说,而且我依旧无法离开蔷薇园。」
ローズティーをテーブルに置いた庭師は、窓辺の植木鉢(うえきばち)を指さした。
这位园丁将蔷薇茶放在桌上,然后指着窗边的盆栽。
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