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《伯爵与妖精》卷十一第三章消失的REGARD9

时间:2013-01-15 13:50:03  来源:可可日语  作者:ookami

庭師は立ち上がり、リディアを外へ手招(てまね)いた。雨はもうやんでいた。

园丁起身,招手示意莉迪雅到前面,刚才的雨已经停了。

薔薇園には虹(にじ)が出ていた。石段を登り、小高い場所に出ると、薔薇の木が一株(ひとかぶ)だけ植わっていた。膨(ふく)らみかけたつぼみをいくつも付けている。

蔷薇园里出现了彩虹,登上石阶来到一个地势较高的地方之后,那里仅仅种着一株蔷薇,上面有好多个待放的花苞。

「五日後の満月の夜、月の出とともに咲くわ。間違いなく青い薔薇よ」

「蔷薇会在五天后满月的夜晚、月亮初升的时刻绽放,一定会是蓝蔷薇。」

彼女がこの、妖精の薔薇園から離れられなかったのは、青い薔薇を咲かせられるのはここだけだと思ったからではないだろうか。リディアはふとそう思った。

莉迪雅突然想到,维吉妮亚之所以离不开妖精的蔷薇园,是不是因为她认为「只有这里」能让蓝蔷薇绽放呢?

友達との約束を実現するために、危険でも、何度もここへやって来たのだ。

为了实现与朋友的约定,就算危险,她还是一再来到这里。

「リディア、あなたはもう、ここへ近づかないことね。……奥さまのことも、なるようにしかならない。もし、青い薔薇のことを訊(たず)ねる人が屋敷へ現れたら、本当に咲いたんだってことだけ伝えて」

「莉迪雅,你别再靠近这里了……夫人的事只能顺其自然。如果宅邸出现询问蓝蔷薇的人,你只要告诉对方蔷薇真的开了就好。」

きっぱりと、彼女は言った。

她语气坚决地说着。

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