《伯爵与妖精》卷十第五章违心的王子10
「テッド、おまえが私に復讐(ふくしゅう)を誓い、生き延(の)びるために何でもしたのは知っている。おまえは、人の上に立つべく生まれた。誇(ほこ)りを傷つける者は許さないと思うからこそ、私を憎(にく)んだ。その尊大(そんだい)な魂(たましい)で、いつか、目覚めるだろう。自分こそが玉座(ぎょくざ)に着くべき人間だと気づき、今の地位になどあまんじてはいられなくなるだろう」
“特德,我知道你发誓对我报复,为了活下去,不管什么都做。你生来就应该立于众人之上。正因为你不肯宽恕伤害了你的骄傲的人,才如此憎恨我。那傲慢的灵魂不知不觉已经觉醒了吧。你应该发觉自己才是该坐在王座上的人,不会对现在的地位甘心吧。”
「僕は、青騎士伯爵だ。それが今も、これからも僕の誇りだ」
“我是青骑士伯爵。现在是,今后也将是我的骄傲。”
どうかな。そうつぶやきつつ、プリンスは、さっきフレイアを取りだしたのと同じ動作で、上着の内からピストルを取りだした。
什么?王子喃喃自语,用刚才掏出芙蕾雅一样的动作,从上衣里取出手枪。
身構え、引き金に力を入れようとしたエドガーだが、思いがけずプリンスは、銃口を自らの頭に向ける。
爱德格知道他只是摆样子而已,并不打算扣下扳机。正想着,王子突然调转枪口指向自己的头。
「おまえには、私を殺すことはできない」
“你杀不死我的。”
言いながら、ためらいもなく引き金を引いた。
说着,他毫不犹豫地扣动了扳机。
血が飛び散った椅子(いす)の上で、宿敵はがくりとうなだれ、動かなくなった。
血液飞溅在椅子上,爱德格的宿敌垂下了头,再也不动了。
あっけなさすぎて力が抜ける。
居然如此简单就了结了。
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