《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字1
ロタは船には詳(くわ)しい。どこをどう壊(こわ)せば航行(こうこう)不能になるかもわかっているだろう。火薬を積んでいる船首のあたりにダメージを与えずに、速(すみ)やかに船を止めるには、大砲も使い方しだいかもしれない。
萝塔非常了解船。明白该破坏哪里,怎么破坏才不能航行。只要不破坏船上装载火药的部分,用大炮说不定可以很快停住船。
「なら、ロタに伝えてくれ。大砲でも何でも、鉄のかたまりなら好きなだけプレゼントしよう。ああそうだ、どんな宝石よりも、きみには鋼鉄(こうてつ)の玉が似合う、ってね」
“是吧,那么传话给萝塔。不要说大炮,就算你喜欢铁块的话,也送给你好了。比起宝石,铁疙瘩与你更相配。”
「……あとの方も伝えるんですか」
“……就这样传达吗?”
「当然だよ」
“当然。”
レイヴンがかすかに眉(まゆ)を動かしたのは、ロタのげんこつが飛んできそうだからだろう。
雷文微微动了下眉毛,萝塔的拳头恐怕快要飞来了吧。
それでも反論せずに頷(うなず)いた彼は、ロンドン塔(とう)の方を気にしたように眺めやった。
不过他还是没有反驳的点了下头,关注的眺望着伦敦塔。
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