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《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字5

时间:2012-12-13 13:44:17  来源:可可日语  作者:ookami

「あの、あたし、……もう少し落ち着いたら思い出せるんじゃないかと思うの」

“嗯,我想……如果再稍微镇定一下,也许能想起来。”

「いいんだ、無理に思い出すことは……」

“好的,不要勉强去想……”

迷ったように言葉を切って、彼はリディアの手を引き立たせた。

他像有些迷惑一样打断了她的话,拉起莉迪亚的手。

「とにかく、きみはここを出るんだ」

“总之,你先离开这里。”

「出口、わかるの?」

“你知道出口吗?”

彼は頷き、手首に巻きつけた黒い糸を示した。それはずっと、通路の奥へつながっている。

他点点头,将手臂上缠绕的黑线给她看。那根线一直延伸到通道的深处。

出口まで糸がつながっているということなのだろう。

这根线应该连接到了出口吧。

エドガーは、その黒い糸をほどくと、リディアの手首に結びつけた。

爱德格解开那条黑线,系在莉迪亚的手腕上。

「ねえ、いっしょに外へ出るんでしょう?」

“啊,你不和我一起出去吗?”

不安になって、リディアは訊(き)いた。エドガーはまるで、リディアだけを外に出そうとしているみたいだった。

莉迪亚询问着,变得不安起来。爱德格好像打算只把莉迪亚一个人送出去。

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