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《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字5

时间:2012-12-13 13:44:17  来源:可可日语  作者:ookami

「人柱がないと、橋が壊(こわ)れて|邪悪な妖精(アンシーリーコート)たちがロンドンへなだれ込む」

“没有牺牲者桥就会崩溃,邪恶妖精们将涌入伦敦。”

「まさかエドガー、あなたが人柱になるっていうの?」

“这么说,爱德格,难道你打算成为牺牲者?”

彼が離そうとした手を、リディアは思わずつかんでいた。

莉迪亚禁不住握紧他打算松开的手。

「ここは、レディ·グラディスが眠る結界(けっかい)なんだろう?彼女が人柱になって、ロンドンを護(まも)ったと聞いた。僕は伯爵家(はくしゃくけ)を継いだんだ。できるだけのことはしたい」

“这里是葛拉蒂丝女士长眠的结界吧。听说她为了保护伦敦成为了牺牲者。我既然继承了伯爵家。就想尽可能为它做一些事。”

「でも、必要なのは人柱じゃないかもしれないわ。妖精は、あたしに矢をさがせって言ったもの。だからあたしも……」

“但是,说不定牺牲者并不是必需的。妖精说过要我寻找箭一样的东西。所以我……”

手を離したら、また会えなくなってしまう。それが怖くて、リディアは彼をつかんだ手に力を入れる。

如果松开手的话,又要见不到面了。害怕那样的莉迪亚用尽全力抓住他的手。

「だったら僕が矢ってやつをさがそう。ここはいつ崩(くず)れるかわからないんだ。橋は魔物に侵(おか)されているだけじゃない。火薬を積んだ船を追突させる計画もある。それはロタが阻止(そし)しようとしてくれてるはずだけど、うまくいくとは限らない。きみは早くここから出るべきだ」

“那么就由我来找箭吧。这里任何时候都会崩塌。桥不只被妖魔侵袭着。他们还有用装载着火药的船撞击这里的计划。虽然我们会阻止它,但也不一定顺利。你应该早点从这里出去。”

エドガーがひとりで?そんなのだめ。ぜったいに……。

爱德格一个人,那肯定不成的,绝对……。

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