《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字5
「妖精はあたしを連れてきたのよ。フェアリードクターでなきゃわからないことがあるのかもしれないわ。だからふたりで行きましょう」
“妖精带来的可是我哦,说不定有只有妖精博士才知道的事。还是两个人一起去吧。”
リディアは食い下がった。
莉迪亚不肯罢休。
やさしくリディアの手を握(にぎ)り返しながら、エドガーは切(せつ)なげに眉(まゆ)をひそめた。そうして、思い切ったように口を開く。
虽然爱德格温柔地握着莉迪亚的手,但却难过地皱起眉头。像要放弃似的开口说道。
「これまで僕は、きみに頼ってばかりだったよ。妖精のことは何もわからなくて、きみなしではやっていけなかった。でもね、雇われただけなのに命がけで働くことはないだろう?そこまで僕に義理立てする必要はないんだ」
“我到现在为止,还不断的依赖着你。妖精的事完全不明白,没有你就什么都做不了。你只是被雇佣而已,没必要这么拼命工作吧?更不必为我那样尽心尽力。”
義理立て?どうして急に、そんな他人|行儀(ぎょうぎ)なことを言い出すのだろう。
尽心尽力?为什么突然说这么见外的话。
今までの彼の態度や言葉とは違うものを感じ、リディアは戸惑(とまど)った。
莉迪亚感到他从没见过的言辞和态度,有些不知所措起来。
「だって、あたしは……、あなたの婚約者なんでしょう?」
“但是……我是……你的未婚妻吧?”
ただの、雇われフェアリードクターなんかじゃない。
应该不仅仅是被雇佣的妖精博士之类。
何も思い出せなくても、彼と再会した今は、漠然(ばくぜん)とでも婚約を信じていたのだろう。
即使莉迪亚什么都想不起来,但与他再次相遇后,也隐约地相信了婚约的真实性。
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