《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字6
ケルピーだわ。これはケルピーのたてがみだ。
是格鲁比。这根丝线是格鲁比的鬃毛。
リディアにつながっていることを感じるのか、ケルピーが彼女を引き戻そうとしていた。
格鲁比一定感觉到了莉迪亚的想法,打算把她拉回去。
力にあらがいながら、リディアはまた、うそよとつぶやく。
莉迪亚一边反抗着那股力量,一边低声重复着,那是谎言啊。
思い出してほしいと願いを込めて、再会の約束をしたときのエドガーは、こんなふざけたうそを言っているふうではなかった。
她希望想起并牢牢记住的是那时候约定着重逢的爱德格,而不是这种开玩笑似的谎言。
なのに、どうしてまた、ひとりで行こうとするの?またケルピーにあたしを……。
为什么你还打算一个人走掉。再一次把我交给格鲁比……
また?
再一次?
ケルピーに少しずつ引っぱられながら、エドガーが下方の道に飛び降りるのを眺(なが)め、リディアは、かすかな記憶(きおく)の糸をたぐり寄せようと必死になった。
莉迪亚被格鲁比一点点拉着,眼睁睁看着爱德格跳进的下面通道。拼命追溯着微弱的记忆线索。
前にもこんなことがあった。エドガーは行けと言った。危険だからと。
以前也发生过这样的事。爱德格要她离开,因为太危险。
"きみだけが未来の希望だ。何があっても失いたくないんだ"
“我未来的希望只有你,所以我无论如何不想失去你。”
そう言って彼は、リディアをケルピーと行かせたのだ。
他那样说着,让格鲁比带走了莉迪亚。
そのときリディアは、彼に向かって何かを叫(さけ)んだ。
那时候莉迪亚对他高喊了什么。
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