《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字6
そばにいれば、不安は消える。言葉よりもずっと確かな、彼の本当の気持ちを感じるから。
只要在他身边,不安的感觉就消失了。比起任何言辞都能真切的感受到他的心意。
「うそつき……」
“骗人……”
ぎゅっと抱きしめられる。
她紧紧抱住她。
うそつきな言葉は信じない。でもこの、無言の抱擁(ほうよう)にうそはないとはっきりわかる。
不相信说谎的言辞。但这样无言的拥抱,却没有丝毫虚假。
同時に彼女は、ふわりとあたたかい光に包まれるのを感じていた。
她感觉到他们被轻柔的温暖光芒包围了。
「ムーンストーンが……」
“是月光石……”
握(にぎ)りしめた彼女の手を持ちあげ、エドガーがつぶやく。婚約指輪のムーンストーンが、絹のようなやわらかな光を発している。
爱德格握住她的手,轻轻抬起它,低声说道。见证婚约的月光石戒指发出像丝绸一样柔和的光。
光はどんどんあふれ、あたりを乳白色(にゅうはくしょく)の明るい色で満たしていく。
光芒不断溢出,四周充满了乳白的亮色。
「どうなってるの?」
“怎么回事?”
「リディア、目を閉じて」
“莉迪亚,闭上眼睛。”
エドガーが言った瞬間、それは瞳を焼(や)くほどの閃光(せんこう)を発し、視界のすべてをまっ白にした。
爱德格话音刚落,月光石就发出了灼烧着瞳孔的闪光,视野里全部变得一片雪白。
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