《伯爵与妖精》卷十第六章那颗星星的名字10
そのとき、この空間に一条の光が射し込んだ。
正在这时,天空中突然射入了一束光。
吹き抜けの天井から、月光が射し込んだのだ。見あげると、雲間からまるい月が顔をのぞかせている。
月光从没有顶棚的天花板射入。仰头看去,月亮从云彩的缝隙中露出了脸。
と同時に、月光が落ちる床面に、人らしき姿が浮かび上がった。
与此同时,洒着月光的地面上,浮现出了一个人的轮廓。
「エドガー、あれは……」
“爱德格,那个是……”
ふたりして近づいていく。
两个人挨近过去。
人影は、床の上に横たわり、両手を胸元で組んでいる、まるで棺(ひつぎ)の中の遺体(いたい)のようだった。
一个人影仰卧在地面上,双手交叠着放在胸前,简直像棺木中的遗体一样。
青いドレスをまとい、金色の髪が月光を浴びてきらきらと輝いている。若い、女性だ。
她裹着蓝色的礼服,金色的秀发沐浴在月光下闪闪生辉。是位年轻的女性。
「これは、レディ·グラディス?」
“这就是葛拉蒂丝女士?”
エドガーがつぶやく。たしかに、以前に見たグラディスだという肖像画(しょうぞうが)の女性によく似ていた。
爱德格嘟哝着。的确,她和以前看到过的葛拉蒂丝的肖像画很相似。
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