《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约3
「あなたは、宝剣も鍵(かぎ)も持つ伯爵家を継ぐ者でありながら、血は穢れている。主人を傷つけることはないはずの剣が、あなたの血を流す。なのに彼女は、あなたの婚約者だという理由で、剣の力に守られている」
“你虽然是持有宝剑和钥匙的伯爵家的继承者,但你的血是污秽的。所以应该不会弄伤主人的剑,才会使你流血。可是她,却由于是你的未婚妻这样的理由,被剑的力量保护着。”
いったいどういうことなんでしょうね。
这到底是怎么一回事。
困惑(こんわく)したように問われても、伯爵家の妖精にもわからないことがエドガーにわかるわけがなかった。
妖精困惑的询问着。可是爱德格当然不可能明白连伯爵家的妖精也不知道的事。
「このねじれが何をもたらすのか、よきにつけ悪(あ)しきにつけ、今はあなたを殺すわけにはいかないようです」
“是什么导致了这样的扭曲。如果像我预料的那样,你的血统是邪恶的。为什么现在不能杀死你。”
こっちだって死ぬわけにはいかない。エドガーは顔をあげる。
我还不能死。爱德格抬起头来。
「アロー」
“箭头。”
リディアが見いだした妖精の名を、あえて呼びつける。
莉迪亚告诉他妖精的名字是这么称呼的。
「おまえは僕のしもべだ。この剣は、誰が何と言おうと僕のもの。おまえも、この剣とひとつになるはずの存在なら、僕のものだ」
“你应该是我的仆人。无论怎么说,这柄剑都是我的,而你应该是与宝剑一起的存在,所以也应该属于我。”
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