《伯爵与妖精》卷十第七章新的誓约7
「エドガーさま、それはもう、必要ないのでは」
“爱德格大人,那个已经没必要带了。”
すれ違う一瞬に、エドガーの上着に触れたせいだろう。ピストルを持ったままだと気づいたレイヴンは、不安になったかのように、めずらしく主人を呼び止めたのだ。
在交错的一瞬间,雷文碰触到爱德格的上衣了。发觉爱德格持有手枪而感到不安的雷文,罕见的叫住了主人。
「ああ……、そうだね」
“啊啊……说的是。”
けれどもエドガーは、そのまま彼の前を行き過ぎた。
但是爱德格就那样从他面前走过去。
べつだん物騒(ぶっそう)なことを考えていたわけではない。それとも、考えていたのだろうか。
究竟他在考虑着什么骚动不安的事呢。
邸宅を出て、あてもなく歩いた。
爱德格离开宅邸,漫无目的的走着。
気がつくと彼は、近くの教会へと足を踏み入れていた。
当他回过神来,自己已经跨入了附近的教堂。
朝の礼拝(れいはい)を終えた礼拝堂に人影はない。
结束了早间弥撒的礼拜堂里,没有一个人影。
ステンドグラスからやわらかな光が降り注いでいる。そんな片隅(かたすみ)のベンチに腰をおろす。
透过彩色玻璃的柔和阳光倾注下来。爱德格在一隅的长凳上坐下。
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