《伯爵与妖精》卷十一第三章消失的REGARD4
「……そうよね、エドガーって調子のいいこと言うけど、お嫁入り支度(じたく)もまともにできないなんて、あきれてるに決まってるわね」
「……是啊,爱德格光会说些好听的话,却连结婚的准备都做不好,他一定是讨厌我了。」
「そんなことないよ」
「没这回事喔。」
エドガーの声がした。
是爱德格的声音。
「本当に、きみさえ来てくれるなら何もいらないと思ってるのに」
「我是真的认为,只要你能来,其它我什么都不要。」
広間へ入ってきたエドガーは、後ずさるリディアを窓際(まどぎわ)まで追いつめつつ正面に立った。
爱德格走进大厅,将向后退的莉迪雅追到窗边,然后站在她面前。
「どうして逃げるの?」
「你为什么要逃?」
薄暗(うすぐら)いしふたりきりだし、なんとなくあぶないような気がしたのだ。
这里不但昏暗,又是两人独处,莉迪雅不禁感到不妙。
婚約者を危険人物|扱(あつか)いするのはどうかと思うけれど、これは身に染(し)みついている感覚としか言いようがない。
尽管将未婚夫当成危险人物实在很怪,但只能说她深深有这种感觉。
「驚いたよ、リディア。きみが来るのは来週だと思ってたから」
「莉迪雅,我刚才吓了一跳,我本来以为你下个星期才会来。」
たぶん、連絡もしなかったリディアに気分を害している。ここにリディアがいることを知らずに、ルシンダと会っていた後ろめたさにも苛立(いらだ)っている。そういう機嫌(きげん)の悪いときエドガーは、微妙に攻撃的な気配を秘めているから、リディアは少し居心地(いごこち)が悪い。
爱德格大概因为莉迪雅没与他联络而不悦,而且,他在不晓得莉迪雅也在这里的情况下与露辛达小姐见面,那种愧疚感更令他觉得焦躁。在这种心情不佳的时侯,爱德格的态度就会微妙地隐含着攻击的气息,所以莉迪雅感到有点不舒服。
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